
変えられたPTAの実例
近年は、PTA改革に取り組む学校も増えてきました。たとえば、千葉県松戸市立栗ケ沢小学校では、2018年から2020年にかけて大きな見直しを実施しました。
- 会員は任意参加型に変更
- 活動は希望制にして「やらない自由」を尊重
- ポイント制やノルマを廃止し、関わりやすさを重視
その結果、以前よりも負担感が大幅に減り、保護者の主体性が高まったと報告されています。「やらされる活動」から「参加したくなる活動」への転換は、確かに可能なのです。
このような取り組みは、全国で少しずつ広がっています。私自身も経験から感じますが、PTAは小さな改善でも大きく変わります。「どうせ変わらない」とあきらめる前に、「変えてみてもいいのでは?」と考えることが、改革の第一歩です。