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任意なのに断れないPTA・いま求められる改革とは

任意なのに断れないPTA ― いま求められる改革とは

教師からも聞こえる「もうPTAはいらない」の声

保護者だけでなく、学校の教師からもPTAに対する否定的な声が出ています。大阪のある教師は「PTAは誰もやりたがらず、罰ゲームのようになっている」と率直に語りました。さらに「役員を引き受けるのは、モンスターペアレントに近い人が多い」という指摘もあり、学校運営上の負担になっている実情が明らかになっています。

かつては専業主婦が多数派で、時間に余裕のある保護者が活動を支えていました。しかし現代では共働き家庭が主流となり、平日の昼間に学校へ足を運ぶ余裕のある親は限られています。それでも「昔の仕組み」をそのまま維持しようとするため、現場は疲弊し、教師にとっても負担となっているのです。

ある校長経験者は「学校と家庭をつなぐ役割は必要だが、それをPTAが担う必要はない。別の形で十分代替できる」とも語っています。教師たちのこうした本音は、PTAという組織の存在意義そのものに疑問符を投げかけています。

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この記事を書いた人

2人の子供が小中学生の時6年間PTA役員をやりました。うち2年はPTA会長でした。シングルファーザー&自営業で学校に顔を出すことも多かったので目を付けられてしまいました。そんな僕の経験からPTAの様々な問題について情報発信しています。