
統計から見るリアルなPTA役員体験者の声
PTA役員は「大変」というイメージが強いものの、実際に経験した保護者の過半数は前向きな評価をしています。明光義塾の調査によれば、PTA役員を経験した保護者のうち「良かった」と答えた人が約55.7%にのぼり、「どちらかというと良かった」を含めると半数を超えています。つまり、やる前に抱く不安や負担感よりも、実際に得られるメリットを実感する人が多いということです。
さらに、同じ調査で注目すべきは「保護者同士の交流の広がり」です。2016年には「保護者の友人がいる」と答えた人は59.2%でしたが、2018年には73.2%まで増加しています。役員経験を通じて自然に知り合いが増え、学校生活や地域でのつながりが強くなっていることが数字にも表れています。こうしたデータは、「PTA役員は参加価値がある」という裏付けと言えるでしょう。
実際の声

先生と直接話す機会が増えて、子どもの学校での様子を詳しく知ることができました



役員になったことで学年を超えて知り合いが増え、子育ての悩みを共有できる仲間ができました



学校行事を裏側から支える経験ができ、子どもが頑張る姿を特等席で見られたのは貴重でした



人前で話す機会が増えて、苦手だった挨拶や司会進行にも少し自信がつきました



大変なこともあったけれど、終わってみれば『やって良かった』と心から思えました
こうした体験談からも分かるように、PTA役員は単なる「負担」ではなく、人とのつながりや成長の機会を与えてくれる立場でもあります。




